新車のバッテリーが上がってしまう?その原因と対策のお話

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新車で納車されたばかりの愛車が、ある日突然エンジンがかからない!どうやらバッテリーが上がってしまった!

新車なのにそんな事があるの?と不思議に思われるかもしれませんが、実際には起こりえる現象なのです。今回はそんな「新車のバッテリー上がり」についてのお話です。

新車でもバッテリーが上がる原因

新車なので当然バッテリーも新しいものが使われているのですが、新しいバッテリーでも電力を消費してしまえば当然のようにバッテリーは上がり、エンジンが始動できない状態になります。

その原因をいくつか考えてみましょう。

ルームランプの消し忘れ

バッテリー上がりの原因で多いのがこの「ルームランプの消し忘れ」。いくら新車のバッテリーでもルームランプを消し忘れてしまうと、バッテリーの電力は消費してしまい上がってしまいます。

エンジンを切ったあとで荷物を確認したり、家の鍵を探したりするのにルームランプを点灯させ、うっかり消し忘れて車に鍵をかけ家に入ってしまう。けっこうやってしまいがちな行動です。

ヘッドライトの消し忘れ

最近の車は実に良く考えて作られていて、「オートヘッドライト」の機能が主流になっています。この機能が備わっている車ではエンジンを切るとヘッドライトも消えるようになっているのですが、気を付けなければいけないのは手動でライトを点灯させた時です。
(オートヘッドライトの機能は2020年4月1日から義務化されています)

オート機能で点灯していたヘッドライトは、エンジンをOFFにした時にヘッドライトも切れるようになっているのですが、ヘッドライトスイッチを手動で作動してヘッドライトを点灯させた場合は、ヘッドライトスイッチをOFFにしないといけません。

エンジンがオフの状態で電装品を使う

簡単に言うと、車はエンジンをかける事でオルタネーターという部品で電力を発生させ、車で使う電力をまかないつつバッテリーも充電しています。

エンジンがオフの状態で電源をACCにしてナビやオーディオ操作をしたりスマホの充電をすると、電力を消費しているだけなので新車でもバッテリーは上がってしまいます。

新車でも稀にある車の不具合でバッテリー上がり

新車でも稀にあるのが車両自体の問題や、新品のバッテリーが原因でバッテリーが上がってしまう事もあります。この場合もちろん自動車のメーカーで対応してくれます。

今までの経験では、新型車の高額モデルで「パワーバックドア」等の新しい機能が装備された時、電力の供給プログラムの関係でうまく制御がいかずにバッテリー上がりにつながってしまったケースもあります。

車の使い方だけの問題ではなく車両本体の原因による事もあるので、新車なのにバッテリーが上がって知った時はディーラーに相談してみるのもよいでしょう。

バッテリーは寒い冬に上がりやすくなる

バッテリーは寒い冬になると上がりやすくなります。
これはバッテリーの性質上、気温に性能が左右されることと日照時間などが影響すると思われます。

簡単にお伝えすると、バッテリー内部の材質が温度によって性能が左右され、気温が低いと充分な性能が発揮されないのに加え、夏と冬で同じ使用状況だとしても日照時間の影響で「ヘッドライト」などの電装品で消費電力が上がる傾向にあるからです。

まとめ

いかがでしょうか。新車でもバッテリーが上がってしまう原因はほとんどの場合がこれらに当てはまると思います。

最近の車は高性能になっていて、バッテリー上がりを少しでも減らせるような仕組みになっている車もありますが、最後はやはり使用する私たちが気を付けなければいけませんね。

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