車で高速道路を走行していると、急に「パシッ」と音が聞こえて飛び石を受ける事がよくあります。
運が良ければフロントガラスに小さいキズが付く程度ですが、運が悪ければヒビが入ってしまう事もあります。
そんな時はフロントガラスを修理するか交換するか悩みます。
今回は飛び石でフロントガラスにヒビが入った時、修理をするより交換をすることをおススメいたします。
フロントガラスに飛び石があたって出来るキズ
フロントガラスに飛び石が当たると、その時の状況によって出来るキズのつき方や割れ方は違ってきます。
一番被害が少ない場合であれば飛び石の当たった音は聞こえても、実際にフロントガラスを見ても何処もキズやヒビ割れを見つけられない時。
この場合は発見しずらいくらいの小さなキズが付いているのですが、実際に見つけることは難しいくらい小さく、飛び石被害ではラッキーな時ですね。
次に出来やすいのがクモの巣のようなキズや割れです。この場合はキズや割れの大きさに差が出ます。小さいものであれば鉛筆の太さぐらいの大きさですし、大きいものであれば500円玉くらいの場合もあります。
そして、一番最悪なケースは飛び石が当たった時に、フロントガラスに縦や横にヒビ割れが入ってしまいます。
フロントガラスのキズの修理
フロントガラスにキズが付いてしまった時は、迷わずに早めの修理をしてください。修理をおススメできるキズはフロントガラスが少しキズがついた程度の時です。
フロントガラスに「クモの巣」状のヒビ割れがある場合、そのクモの巣が小さければ修理が可能な場合もありますが、クモの巣が出来てしまっている場合は修理工程でも割れが大きくなってしまう事もあります。
そして、修理が完成したとしてもそのクモの巣状のヒビ割れは、時間がたつとともに気温による伸縮や走行時の振動によって、割れが伸びてくる可能性があることも覚えておきましょう。
フロントガラスのヒビ割れの修理
フロントガラスがヒビ割れしてしまっている場合は、修理することは諦めて交換する事がおすすめです。
割れ方がクモの巣状の場合と違いヒビ割れを起こしてしまっている場合は、そのヒビは伸びてしまいやすく修理してその場を凌ぐより、フロントガラスを交換して安心・安全な状態にしておくのが良いでしょう。
ひび割れがとても小さく短いのであれば修理も可能な時はありますが、修理作業をしている時や修理に使う溶剤が固まる過程で「ヒビ割れ」が拡大する恐れもあります。
過去にヒビ割れを修理したこともあるのですがその後しばらくして割れが伸びた結果、ガラスの交換が必要になり「修理費用+交換費用」と出費がかさんでしまった経験があります。
フロントガラスが飛び石でヒビ割れを起こしてしまった場合は修理よりも交換を検討してください。
フロントガラスの飛び石によるヒビ割れのまとめ
飛び石によってフロントガラスに割れができた時は、その割れの種類や大きさによって早めに対策をしましょう。
ヒビ割れがクモの巣状の小さいものであれば「リペア修理」が可能な場合がありますが、時間が経つにつれ走行中の振動や寒暖差によるガラスの伸縮によって割れが拡大する事があるので、なるべく早めに修理業者さんに依頼しましょう。
また、クモの巣状の割れが大きい場合や割れが長く伸びている場合は迷わずフロントガラスを交換します。
最近はフロントガラスも「純正品」ばかりではなく「社外品」もある車種もあります。社外品であれば純正のフロントガラスを交換する「半額~7割」程度で交換できるものもあります。
早めにディーラーや修理業者さんに連絡してみてください。
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