ロードサービスの高額請求被害に合わない為の方法

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最近よく聞く話題のひとつに「ロードサービス」で高額な請求をされる被害にあった話があります。調べてみると、最近の高速道路でのトラブルの多くは「タイヤ」に関係するトラブルだそうです。

ひと昔前までは、タイヤがパンクしてしまったり、バーストしてしまった場合は「スペアタイヤ」にハメ変えれば、その後も移動を続ける事が出来たのですが、最近の車にはそもそも「スペアタイヤ」が装備されていない車が多いのです。

そうすると、必然的に「ロードサービス」いわゆるレッカー業者さんに依頼をして、ディーラーや修理業者さんまで車を運んでもらわなければなりません。

とっさの故障で少しパニックになっているので、深く考える事が出来ずに、スマホで「ロードサービス」や「レッカー業者」などど検索し、出てきた業者に依頼して「高額請求」されるケースが多いそうです。

今回は、もしもの時にロードサービスの依頼をしても、「高額請求」トラブルに巻き込まれない為のお話です。

ロードサービスといえば

誰でも知っている「JAF(日本自動車連盟)」があります。とても実績と信頼のあるロードサービスで、会員の方には手厚くサポートしてくれるので有名です。車両を購入する時に加入を勧められた事もあるのではないでしょうか。

ロードサービスに関しては、JAF会員であれば幅広く、優先的に対応してくれますし、よくある「バッテリー上がり」「パンク」「インロック」「ガス欠」「事故や故障のレッカー」などは無料で対応してくれます。

※一部有料です

それ以外にも、ロードサービスを行っている業者も多く、大きな会社法人から個人で行っている業者さんまで、たくさんの業者があるなかで、私たち「利用者側」が状況に合わせて選び、連絡をしなければいけないのです。

なぜ高額請求の被害にあうのか

それは、私たちが「車のトラブル」に慣れていないからなのです。車に対して少し専門的な知識があれば、急な故障やトラブルに遭遇してしまっても、応急的な対処方法で対応出来るか、最善な対応方法も解るでしょう。

しかし、車に関して素人である私たちは、急なトラブルに合うとどうして良いか解らずに「焦って」しまいます。そしてネットで簡単な検索をするだけで連絡をし、しっかりと料金の確認までせずにロードサービスの依頼をしてしまいます。

「ロードサービス」の料金は、その会社によって設定料金が違いますし、web上では安い基本料金しか表示されておらず、追加料金として「高額な作業代金」を足されるケースがあります。そして最終的に「高額なロードサービスの料金」を請求されるという事になるのです。

よほど多くの故障やトラブルに遭遇し、ロードサービスに慣れている方を除けば、料金の相場がいくら位なのか見当もつきませんので、請求されるがまま支払いをしてしまいます。

高額な請求をされてからでは遅いので、被害にあわない為にも「ロードサービスを依頼」する時に、「追加料金の有無」まで含めた金額の確認をしなければなりません。

高額なロードサービスは違法か?

では、ロードサービスを依頼した時に、高額請求をしている「レッカー業者」は違法になるのか?と、思いますが、実際には「グレーゾーン」になるケースが多いという事です。

それは、「業者側が料金の説明をし、私たちが了承して作業をした」という「契約」が成立してしまう場合が多いからです。高額請求をしてくる業者側は、当然のように「料金の説明は行った」と言うでしょうし、私たちは自分で調べて連絡をしていますので、依頼をした事は間違いが無いのです。

もちろん悪質な業者が「違法なロードサービス」をしたとして摘発されるケースもあります。実際に行っていない作業の料金を請求したり、クーリングオフの説明をしなかったりと、あきらかに「違法」だと立証できる場合は摘発されています。

しかし、摘発されている悪徳な業者は「ほんのひと握り」であって、高額請求されている被害者は現在も増え続けているのです。

高額請求の被害にあわない為の方法

どうしたら「ロードサービスの高額請求被害」に合わないで済むのか。急な車のトラブルで焦る気持ちは解りますが、まずは落ち着いて考えて対応しましょう。

・いつも利用しているディーラーや車屋さんに聞いてみる

・自動車の任意保険に付いているロードサービスを使う

・JAFを使う

これらの方法で対処すれば、まず高額請求の被害に合う可能性は無いでしょう(絶対だという保証をするものではありません)

急なトラブルで困った時こそ、懇意にしている自動車販売会社の担当の方に相談をすれば、すぐに対応できる場合もありますし、最適な方法をアドバイスしてくれます。休業時や営業時間外の場合などは、加入している自動車保険のロードサービスを頼るのもひとつの方法です。

最近では、多くの保険契約にロードサービスが付帯されていますし、多くのケースのトラブルも無料で対応されます。そして、ロードサービスだけを使用した場合、保険の割引等級に影響する事もありませんので、高額請求に怯える事無く安心して頼る事が出来ます。

また、故障内容やレッカー移動の距離によって、無料で対応できる範囲が決まっている場合がありますので、JAFに加入しているのであれば、双方に確認して費用が掛からないロードサービスを使う事をお勧めします。

万が一、保険会社のロードサービスが使えなく、JAFにも加入しておらずに困ってしまった場合でも、有料になりますがJAFに依頼をすれば、適正な金額でロードサービスを行ってくれます。

そのすべてが不運にも使えない場合は、その他のロードサービス業者に依頼するしかないのですが、連絡する前に料金はしっかり確認をしてからにしてください。

JAFのホームページに、有料の場合の料金表があり、JAFのロードサービスの料金は、保険会社も参考に算出する場合もある位なので、料金の相場を比較するには良いでしょう。

JAF料金表 いちど確認しておくと良いでしょう。

各保険会社のロードサービスの連絡先

自動車任意保険の契約をすれば、保険証券と一緒にロードサービスの連絡先等も記載されている書面が届くと思いますが、最近ではペーパーレスになり、そのような控えが無い場合もありますので、各保険会社のロードサービスの連絡先を記載しておきます。
焦らずに、まずはご自身の加入している保険会社のロードサービス窓口に連絡してみましょう。

・アクサ損害保険(アクサダイレクト)
AXAプレミアムロードサービス TEL 0120-699-644/03-6628-644 

・イーデザイン損保
ロードサービス TEL 0120-049-095

・AIG損保
ロードレスキュー TEL 0120-416-652

・SBI損保
安心ロードサービス TEL 0800-2222-581/0570-550-627

・セゾン自動車保険(おとなの保険)
ロードアシスタンス特約 TEL 0120-00-2446/050-3786-2446

・ソニー損保
ロードサービス TEL 0120-101-789

・損保ジャパン
ロードアシスタンス TEL 0120-365-110

・東京海上日動
ロードアシスト TEL 0120-250-081

・チューリッヒ
ロードサービス TEL 0120-860-001/03-6830-5707

・三井住友海上
ロードサービス TEL 0120-096-991

・三井ダイレクト損保
ロードサービス TEL 0120-638-312

・楽天損保
ロードアシスタンス TEL 0120-120-555


まとめ

車の事故や故障のトラブルで困ったときは、慌てず焦らずに対応しましょう。

どうしても、レッカー移動やロードサービスの手配をしなければいけなくなった時、自分の加入している自動車保険のロードサービスを利用するか、JAFに依頼をするのが「ロードサービスの高額請求被害」に合わない為に出来る対策です。

トラブル場所や時間の都合などで、それ以外の業者さんへ依頼する場合は、事前に「基本料金・追加料金の有無」を確認して、納得した上で依頼をするようにします。

事前に「保険会社の連絡先」や「ロードサービスの連絡先」など、すぐ分かるようにしておくことがおススメです。

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