上手く接客する自信が無くて、お客様の前に出る事が心配になっていませんか？
特に初めて接客業に携わる事になった方には、「お客様に何を言われるのか？」「何かを聞かれた事に上手く答えられるか？」と心配になってしまいますね。
接客の経験を積んできた私だから言える事、それは「すぐに上手く接客できるようになります」と言う事です。
ここでは、接客に自信が無くて悩んいる方が、自分の特徴に気付き、すぐに接客が上手くいくようになる方法をお話します。
なぜ接客に自信が無いのか
接客に自信が無い多くの場合は「初めての接客業」だったり「話すことが苦手」であったり、お客様と接する前からいろいろと考えて不安に感じてしまっています。
最初から上手に接客できる人は稀で、初めのうちは皆が「接客が怖い」「お客様の前に出たくない」という思いを感じながら、少しづつ接客を学んでいきます。
また、自信が無い理由の多くは、何かを聞かれた時に上手く答えられるか？という「不安感」があります。それは経験が浅い分だけ仕方の無い事です。
どうしたら接客に自信が持てるか
では、どうしたら接客に自信が持てるようになるかと言うと、それは回数と時間による「経験」とその業務内容に対する「知識」です。
まず、接客を続けていれば様々なケースを経験していき、それらが「情報」として蓄積され、どんな場合でも対応できるスキルも身に付けていくのが「経験」です。
しかし、その経験が無いからいろいろと不安に感じて「接客に自信が無い」と感じてしまうのです。そして、その経験値の少なさを補ってくれるのが「知識」なのです。
そうです、「経験」が少なくて接客に自信が持てなくても、「知識」を増やすことで自信を持って接客できるようになるのです。
知識が接客の自信に繋がる理由
接客を始めたばかりでも「知識」さえあれば自信に繋がり、そこから接客が上手くいくようになります。
これは、私が長い期間に渡り職場の新人に、接客を教えてきた「経験」から言える事で、実際に接客経験の少ない新人の営業スタッフに、「知識」を増やしていく事で接客を「自信」を持って出来るようになった方法です。
「知識」にもいろいろとありますが、まず一番必要な知識は「商品・サービス」についてです。よく新人に接客を教える時には、取り合えず数多くのお客様の対応をさせる教え方をする事がありますが、知識の無い状態での接客は「不安感」しか生まれず、接客に対する自信は無くなっていくだけです。
お客様に接する前に、その「商品・サービス」について、より多くの「知識」を持っていれば、お客様の問いにスムーズに応える事が出来、それが自信へと繋がっていくのです。
そして、その知識はすべて「覚えて頭に叩き込む」必要はありません。もちろん、すべてを記憶できる事が望ましいとは思いますが、業務上に必要なデーターを詰め込むのは大変な事です。
では、どうしたら良いかと言うと、その「知識」がある場所を知っておくだけです。
その商品のカタログや資料で、「どこに何が記載されているか」を把握しておく事と、お客様から質問された事に関して「誰に聞けば答えられるか」を知っておく事で、その知識を自分の物にするのです。
特に新人のうちは覚える事が多く、お客様の疑問や要望に「自分の力」だけで接客に挑むのは大変ですし、初めから上手く接客できる訳がありません。資料や仲間の知識を上手に使い、自分の知識として活用してみれば、今よりも自信をもって接客出来るようになります。
自信が無い方が上手に接客が出来る理由
お客様に接する自信が無いあなたは「一生懸命」です。それは不格好かもしれませんが、お客様にはあなたが一生懸命に接している事は伝わっています。
接客に慣れてきて、小手先で接客に当たるよりも、一生懸命な姿勢のあなたの方が、お客様もしっかり話を聞いてくれているものです。あとは少しでもスムーズに商品の説明や、お客様の疑問に答えられるようにするだけで、接客が上手くできるようになってきます。
その時に大切なのは「正直」である事です。分からない事は「分からない」とお客様に伝えて、スピード感をもって正確な回答を伝えてください。
接客に慣れたころにありがちなのは、分からない事を「知ったかぶって」適当な回答をしてしまう事です。このように小手先で接客をすると、お客様にも伝わりますし後々のトラブルの火種になります。
なるべく多くの知識を身に付け、正直に接客をすればそれが自信に繋がってきます。
まとめ
接客に自信が無くても、その商品の知識をより多く持っていれば、あとは正直な接客をするだけで良いのです。きっと自分が思うほど下手な接客では無いはずです。
そして、今、接客に自信が無い事によって悩んでいるからこそ、あなたは上手に接客が出来ているのです。何も悩まずに接客をしている人は、何が大切なのかが分からないのですから。
常に豊富な知識を持って、接客に挑んでいればいいのです。接客に自信が無い事があなたの長所です。
接客に慣れてきても、過剰な自信は持たないでください。あなたの接客が上手く出来ているかどうかを判断するのは、どんな時でもお客様である事を忘れずにいてください。
そうすれば、素晴らしい接客が出来るようになっています。
コメント