５０代男性の白髪は染める派？染めない派？

男性も５０代になると、悩みのひとつに「白髪が増えた」と感じる事がありませんか？

私は白髪は若い頃から出だして、かれこれ数十年「白髪染め」で対策してきました。若い頃は「白髪が恥ずかしい」という気持ちで染めていたのですが、５０代になって染めるのをやめて「白髪のまま」でもよいのでは？とも、思うようになってきました。

はたして、５０代の白髪対策はどうしたら良いのか考えてみたいと思います。

白髪の出始めから

わたしは若い頃から白髪が出始めました。白髪の出始めは「毛抜きで抜く」という方法で対策をしていたのですが、それからすぐに白髪の本数は増えて「全部抜いたらハゲになる」くらいです。

それから数十年、定期的に「白髪染め」をしていました。

最初の少ない頃は２ケ月に１度位の頻度、床屋さんに行った時に染めていれば良かったのですが、白髪が増えるとともにそのペースでは追い付かなくなり、床屋さんに行く間に市販の白髪染めを買って、自分で染める事を繰り返していました。

しかし、５０代になってくると「白髪の本数」は増えに増え、もう白髪の方が多くなってしまっています。

そこで気になったのが、「もう５０代だから、白髪のままでもいいのでは？」という気持ちと、「まだ５０代だから、キレイに白髪を染め続けなければ」という気持ちの揺れ動きです。

５０代になってくると若い頃とは違い、あまり自分の外見を気にしなくなってきます。良くも悪くも。

ある時「毎回染めるのも面倒だし、お金もかかる」という理由で、白髪染めをやめてみました。まぁ、それはそれは老けて見えるようになりました。

染めるのをやめた時の髪は、白髪が７割位で黒髪が３割位、しかも黒髪はまだらに生えていたり、まとまって生えている部分もあったり、自分で言うのもなんですが「実年齢の３割増し、かっこ悪さの５割増し」という感じです。

その時、妻に「おじいいちゃんみたいだね」と言われた事、今も忘れてはいません。

５０代で白髪のままでもカッコいい人もいます。

「陣内　孝則」さん
「柳葉　敏郎」さん
「三浦　知良」さん
「渡部　篤郎」さん
「イチロー」さん
「鶴見　辰吾」さん
「寺島　進」さん

など、有名人には数多く白髪のまま活躍している方が見えます。その中でも「吉川　晃司」さんは、最高に白髪でもカッコいい方ですね。

わたしも「吉川　晃司」さんをイメージして、白髪染めを辞めてみたのですが、やはり土台が違い過ぎるのでしょう。ただの「老けた清潔感の無いおやじ」になっただけでした。

やはり、土台になる顔の作りも違うのは仕方がないとしても、白髪のままでの自分に「似合う・似合わない」は出てきてしまうのでしょう。

わたしは、５０代の今は白髪のままではダメだと痛感しました。

白髪ヘアーを諦めて、もう一度白髪染めを決意したのですが、いろいろと調べてみると「５０代の白髪染め」は注意が必要という話を聞きました。

白髪の詳しいメカニズムは、詳しい方にお任せするとして、白髪染めの方法を分かりやすく説明すると「多くの白髪染め剤の場合、薬剤で白髪のキューティクルを開き、その隙間に染料を入れる」事で、白髪を染め上げるそうです。

その分髪の毛は傷みやすくなるようで、５０代という年齢からくる髪の毛の老化と重なってしまうと、髪の毛のエイジングも考えなければいけないそうです。

だから、最近は「ヘアカラー」を止めて「カラートリートメント」を使う方が増えているのですね。

本当に分かりやすくざっくり説明しますので、誤解の無いようにお願いします。

「ヘアカラーは、強い薬剤でキューティクルを開き、その隙間から染料を入れる為、しっかりと染まりやすい。」

「カラートリートメントは、あまりキューティクルを開かず、髪の毛の外側を染める為、髪の毛の痛みが少ない。」

上記のような違いがあるそうです。

しっかり白髪を染めて、長持ちさせたいのであれば「ヘアカラー」。髪の毛をいたわりつつ白髪を隠したいのであれば「カラートリートメント」と、その時の自分に必要な方を選ぶことが好ましいのですね。

５０代になれば、白髪のままでも良いのだと思います。最近は「グレーヘアー」という言葉もあるくらいです。

美容師さんの運営されているブログに、グレーヘアのカッコいい髪型が紹介されていました。

しかし、まだまだ若く見えるようにしたいとか、白髪の生え方が中途半端だったりすれば、白髪染めをして対策するのもよいでしょう。

繰り返しヘアカラーで染めていて、５０代の弱った髪の毛が気になるのであれば、カラートリートメントを試してみるのもありですね。

わたしは、しばらくの間は「カラートリートメント」で対策しながら、白髪の増え方をみながら徐々にグレーヘアーにしていきたいと思います。

その時その時に、自分に合った髪色にしていたいですね。