夏休みになると孫を預かる機会も増えてきますね。私たち「おじいちゃん・おばあちゃん」としては、孫と長時間一緒に居られるので、とっても嬉しい事である反面、実際に孫を預かると気を使う面も出てきます。
特に孫が小さければ小さいほど、手放しで喜んで遊んであげるだけでは済みません。
今回は、「夏休みに孫を預かる時に気を付けたい事」のお話です。
孫を連れて遊びに行く場所
孫を実家で預かると、どうしても家の中だけでは飽きられてしまいますし、どうせならどこかに遊びに連れて行ってあげたくなりますよね。
「近くのデパート」「近くの公園」「遊園地」夏休みなら「プール・海」、お孫さんの喜ぶ顔が目に浮かびます。
買い物に行けば、おもちゃ屋さんやお菓子屋さんの前で、目を輝かせながら商品を選んでみたり、公園に行けば服が汚れる事なんて気にすることなく、疲れ果てるまで遊んだり、孫の笑顔を想像するだけで私たちも幸せな気持ちになります。
孫は何所に行っても喜んでくれると思いますが、こちら側として気を付けたい事は「事件」「事故」に巻き込まれず、安心安全に過ごす事です。
何所に行っても「危険」は付いて回る事なので、遊びに行く場所によって「何が危険」なのかを、初めから対策を考えておかなければなりません。
危険のある可能性
小さい子供は、本当にこちらの想像を超えた行動をします。少しでも目を離したら、すぐに見失ってしまう事なんて日常茶飯事です。
移動をする車に乗り込む時、目を離せば車の陰に居たり、買い物に行けば行ったで、自分に興味のある物を見つけたら「す~っと」音もたてずに居なくなりますし、遊ばせておいても訳の分からない危ない遊び方をしていたりします。
そうです。小さいお孫さんの行動は、大人の私たちでは理解し難い動きをします。
子供の行動は「すべてに危険」が含まれている可能性があると考えて、大人側が一歩先に対処しなければいけないのです。
孫と出かける時に気を付ける事
私の場合ですが、出かける時はなるべく「公共の交通機関」を利用するようにしています。これはなるべく交通事故から孫を守る為なのですが、遊びに行く場所によってはマイカーを使うこともあります。
次に気を付けているのは「水」です。夏は暑いので孫も「プールや海」に連れて行くと喜びますが、思いがけない事故に繋がる事は避けたいですね。
なので、孫が大きくなるまでは、庭やベランダで出来る家庭用の小さいプールを用意して、孫に水遊びをさせています。
あと、なるべく「人の多いところ」も避けるようにしています。
「大型のショッピングセンター」や「遊園地」等は、孫の親が一緒に行ける時にして、親が不在で預かっている時は、近所の公園や近くの商店に行くようにしています。
小さい子供はそれだけでも喜んでくれますし、実家の近くで行動していれば、何かあった時の対応が少しでも早く出来ると考えているからです。
そして、一番大切なのは「子供の数 = 大人の数」での行動を心がける事です。
もちろん、すべての場合に出来る訳では無いのですが、少なくとも「人の多いところへ行く」「車が通るところへ行く」「水のある所へ行く」場合は、わたしは徹底して守っています。
そして常に手を繋いで行動します。
孫は自由に行動ができないので、嫌がる時もありますが、そこは少しくらい嫌われても厳しく言い聞かせます。何か事が起こってからでは遅いのですから。
孫を預かる時に気を付ける事のまとめ
せっかく孫を預かって一緒に遊んであげられる。とっても嬉しい事なのですが、一番大切なのは「孫を楽しませること」でも「一緒に楽しむ事」でも無く、「1日を安全・安心」に過ごせることです。
お孫さんにとっては、少し窮屈になるかもしれませんが、「安全」は何よりも大切な事で、孫を預かった以上は健康で安心できる状態で、親元に返してあげる事が最低限の義務だと思います。
手放しで遊ばせて「楽しい思い」をさせるだけでは、親から預かった義務を果たせません。
そして、安全な1日が終わったからこそ、楽しい思い出に残る事でしょう。
消費者庁のホームページに、「子供の事故防止」について記載されています。
孫を預かる前に一度読んでおくと勉強になります。
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